お肉が選べるカタログギフト特集

お肉専門カタログギフト特集|松阪牛・神戸牛などのブランド銘柄特化型まで網羅!豚や地鶏も

公開日:2021-10-13 更新日:2021-11-07
#内祝い #お歳暮 #お中元

男性も女性も年配の方も子どもも、みんな大好きなお肉。『A5ランクの国産和牛』『高級ブランド豚』『地鶏』・・・そんな言葉を聞くだけでお腹が空いてきてしまいますね。貰ったら嬉しいモノNo.1の高級ブランドお肉ギフトは、カタログギフトでも大人気です。その人気を裏付けるように、お肉専門カタログギフトが各社から続々発売されています。

この記事では、数々のお肉専門カタログギフトを徹底比較してご紹介します。お肉カタログは結婚式の引き出物や内祝いを中心に人気がありますが、最近では、お歳暮やお中元で贈る方も増えてきています。様々なシーンに使える便利なお肉専門カタログギフトを大切な方に贈ってみませんか?

こんなにあるよ!お肉専門カタログギフトをご紹介します

【リンベル】選べる国産和牛カタログギフト 全5コース

まずは大手メーカーからご紹介します。リンベルのお肉専門カタログギフトは、『選べる国産和牛カタログギフト』です。全5コース、カードタイプもあります。名前の通り、掲載商品は国産和牛だけです。豚肉や鶏肉など、その他のお肉の掲載はありません。逆に、国産和牛へのこだわりは強く、山形牛・米沢牛・松阪牛・神戸牛などそうそうたるブランド銘柄が並んでいます。

面白いのは、ブランド和牛の稀少部位が選べるところです。一頭の牛からわずかしか取れない貴重な部位である「ミスジ」や「クリ」、好きな人はとことん好きな内蔵系の「ホルモン」など、一般のカタログギフトにはまず掲載されない商品が選べます。お肉専門カタログギフトならではのラインナップですね。

より美味しく食べるための知識やレシピをまとめた特集ページもあるので、読み物としても楽しい点も魅力です。ジャンル特化型のカタログギフトにもかかわらず、価格帯が5コースもあるので、お祝いのお返し・引き出物に使いやすい便利なカタログギフトです。

【シャディ】お肉のプロ『熟成肉の格之進』カタログギフト 全3コース

『格之進』は、お肉に真剣に向き合い、お肉が持っている本来のおいしさを引き出すことを追求する会社です。お肉のプロとして、格之進独自の熟成方法で旨みを凝縮させた「門崎熟成肉(かんざきじゅくせいにく)」を生み出し、「塊焼き」という調理方法を編み出しました。

『熟成肉の格之進』カタログギフトの一番の特徴は、塊肉を選ぶことができる点にあります。これは、非常に珍しいです。普通のお肉ギフトといえば、スライスされた霜降りの薄いお肉が桐箱に並べられているものが一般的です。この格之進カタログの表紙写真を見ていただくとお分かりだと思いますが、塊肉はインパクトがある、迫力があるのです。

この塊肉を、塊肉のまま焼くという、シンプルだからこそ、お肉そのもののおいしさを味わうことが食べ方を提案しています。美味しい切り方、美味しい保存の仕方、美味しい焼き方、美味しい食べ方。おいしさを引き出すあらゆる要素を追求しているところは、お肉のプロ『格之進』が監修しているからこその魅力です。

数あるお肉専門カタログギフトの中で、もっとも高級感を感じさせるのは『格之進カタログギフト』です。全3コース、カードタイプもあります。

【ハーモニック】牛豚鶏羊まで!おいしいお肉の贈り物 全4コース

大手ハーモニックのお肉専門カタログギフトは『おいしいお肉の贈り物』。全4コースで、カードタイプはありません。このカタログギフトは、"牛肉"ではなく、"お肉"がテーマのカタログギフトなので、ブランド和牛以外にも、銘柄豚や地鶏などさまざまなお肉が掲載されている点が特徴です。(HMC・HMKコースのみ)

MOKUは地鶏が大好きなので、牛肉以外の商品を掲載してくれるのはとても嬉しいです。地鶏って響き、素敵ですよね。外食しようと思ったときに、まず候補に上がるのは地鶏炭火焼屋さんです。ジューっと網の上を転がしている様子とか、コリコリとした弾力だとか、ビールと一緒にゆっくり楽しみたい。牛肉はハレの日のご馳走という感じですが、美味しい地鶏や豚しゃぶは日常の幸せという感じがしませんか?そういう幸せのひとときを贈るのは、とても価値のあることだと思います。

【US】日本初の和牛専門カタログギフト!『えらべるブランド和牛』全10コース

2011年に日本で初めて発売された和牛専門カタログギフト『えらべるブランド和牛』をご紹介します。メーカーはUNITED SPES(ユナイテッドスペース)です。ユナイテッドスペースは、旅行カタログギフト『EXETIME』を主力に、40代・50代・60代といったミドルエイジ以上の方をターゲットにした高級路線のカタログギフトを多くリリースしています。和牛専門の『えらべるブランド和牛』もその一つ。特に、和牛は年配の方に好評なグルメギフトなので、目上の方への贈りものにおすすめです。敬老の日のプレゼントや、母の日・父の日ギフトとして多く利用されています。お歳暮や忘年会の景品にも良いですね。

和牛ブランドは、松阪牛・神戸ビーフ・米沢牛・前沢牛・仙台牛・近江牛・山形牛・飛騨牛・宮崎牛・佐賀牛・鹿児島牛・但馬牛・大和牛の全13種。それぞれのお肉について、すき焼用・しゃぶしゃぶ用・焼肉用などの用途を選ぶことができます。MOKUが調べた限りでは、和牛専門カタログギフトの中で、掲載ブランド13銘柄は最多ではないかと思います。

選ぶ商品はとてもシンプルで、分かりやすいからこそ本気で迷ってしまいますね。また、牛肉の効能や美味しいレシピ、各ブランドの特徴や歴史もまとめてあるので、読み物としても充実の内容です。全10コースと、幅広く価格コースを展開しているので、予算に合わせたものを選べるのも嬉しいポイントです。

【US】お手頃価格の『えらべるブランドご当地和牛』全3コース

引き続き、ユナイテッドスペースのお肉専門カタログギフトをご紹介します。こちらは、『えらべるブランド和牛』シリーズよりも、低価格帯のカタログギフトで、税込5,280円・税込6,380円・税込7,480円の全3コース。すべて一万円以内の価格帯となっているため、内祝いや引き出物に使いやすいカタログギフトです。

選べるご当地和牛は「但馬牛」「山形牛」「鹿児島黒牛」の3種類のみです。お肉の種類と、焼肉用・すき焼き用・しゃぶしゃぶ用などの部位を選ぶことができ、お好みの食べ方でお楽しみいただけます。各イベントの贈り物、とくに、忘年会・二次会の景品でかなり人気があります。ビンゴ大会の目玉商品という感じです。公式ショップに、景品用パネル付のものが販売されているくらいです。

長年愛されてきた和牛専門カタログギフト『えらべるブランド和牛』の姉妹カタログなので、販売元メーカーは信頼できますし、安心して選べるお手頃カタログですね。

【地元のギフト】つくり手一人ひとりのストーリーと共に贈る『お肉のギフト』

【地元のギフト】は、長野県の地元カンパニーが制作・販売しているご当地カタログギフトです。47都道府県のカタログギフト、各地方ごとのカタログギフト、復興支援やコロナを乗り切るカタログギフトなど、生産者支援が原点にあるカタログギフトを数多く販売しています。

今回ご紹介するのは『お肉のギフト』です。これは、地元のギフトが発売するご当地系カタログギフトに掲載されたお肉商品を集めてきたもので、各地の土着のお肉を楽しむことができます。高級ブランド和牛というよりは、地元の人に愛され続ける地鶏・豚ハム・ソーセージ・馬刺し・ジビエ肉が多いのが特徴です。珍しさ・レア度は、随一と言えます。

全国のつくり手の元を、一件一件尋ね、取材を重ねて、作り手の想いを載せた唯一無二のカタログギフトです。それぞれの商品も素敵なんですよ。熊本県・菊池郡菊陽町・久保田の「熊本特産ふじ馬刺し上赤身詰合せ」とか、愛知県・豊橋市・牟呂町の「名古屋コーチン照り焼き生姜焼き」とか。「河内名物 馬刺しの燻製さいぼし」というのも凄いですね。馬刺しの燻製ってどんな味なんだろう。気になる。こういう商品って、大手販売店には売ってないんですよね。

産地直送を地で行くスタイルで、カタログギフトから選ぶだけにとどまらず、生産者のファンになってしまう。カタログギフトをきっかけに、自分でその商品を買うようになる。そんな変化をもたらしてくれる。画期的で社会的意義のあるカタログギフトで、MOKUの一押しです!カードタイプ、WEB申し込み専用のエコタイプ、冊子タイプ、メールギフトに使えるコードタイプの4つの形式から選ぶことができます。

松阪牛・神戸牛・近江牛・米沢牛。ブランド和牛専門卸のカタログギフト戦国時代

お肉専門カタログギフトはとてもとても人気があるので、大手カタログギフトメーカーだけでなく、各地の和牛専門店が独自のオリジナルカタログギフトを制作して販売しています。和牛の専門家による品質管理のもと、最高級の霜降りお肉が贈れるカタログギフトは、ますます注目を集めるジャンルといえます。ここでは、ブランド和牛別に専門カタログをご紹介します。

最高級KOBE BEEF!神戸牛専門店辰屋の『神戸牛 特選カタログギフト』

どのブランドから紹介するかで戦争が勃発しそうですが、ここは、現代の黒毛和種の根幹にあたる但馬牛、その「選りすぐりのお肉」である神戸牛から始めたいと思います。

但馬牛(たじまうし)とは、兵庫県の北部に位置する但馬地方で飼われていた黒毛和牛のことです。但馬地域は険しい山と谷に囲まれており、古くから閉鎖された環境で飼育されてきました。 他の地域との交配はできず、但馬地域だけで綿々と受け継がれてきた血統・遺伝子が、あの、和牛の代名詞である『サシ』をもった優れた肉質を生みだしたのです。黒毛和牛は全国各地にいますが、但馬牛だけは他県産の血を入れていません。純血を守り続けています。

神戸牛・神戸ビーフは、但馬牛の中でも、特に肉質が良く、以下の条件を満たすものだけが名乗ることのできます。

  • ● 霜降りの度合いを表す「BMS」がNo.6以上
  • ● 可食部分の割合(歩留等級)がA・B等級
  • ● 枝肉重量が499.9kg以下
  • ● 肉質のきめ細かさ、しまり具合がすぐれている

和牛といえば神戸牛といわれるほど世界的なブランドとなってからは、模造品・類似品対策として、DNA鑑定検証システムを導入しています。本物の神戸牛かどうか、問い合わせることができるのです。

【参考】「神戸肉・神戸ビーフ」の定義 -神戸肉流通推進協議会

今回ご紹介するのは、兵庫県神戸市にある「神戸牛専門店 辰屋」による『神戸牛 特選カタログギフト』です。テレビや雑誌などのメディアに引っ張りだこの四代目名物店主が自ら目利きした美味しいお肉をお届けすることができます。きめ細やかな対応で、実店舗・ネットショップともに評価の高い老舗です。楽天ショップレビューでは、6000件を超えるショップレビューで★4.9ですよ。意味が分からない(誉め言葉)。

5000円、1万円、15000円、2万円、3万円、5万円の6コースから選ぶことができます。赤身派と霜降派の好みに応じて選べるのは、かなり珍しいのではないでしょうか。MOKUはどちらかというと赤身派なので、嬉しいポイントです。

きめ細かい霜降りは芸術品。松阪牛専門店 松阪まるよしの『松阪牛ギフト券』

次にご紹介するのは、日本三大和牛のひとつ、松阪牛専門のカタログギフト、松阪牛専門店 松阪まるよしの『松阪牛ギフト券』です。松阪牛の日本国内におけるブランド力は、トップです。トップクラスではなく、トップだとMOKUは考えます。

松阪牛は、三重県松阪市を中心とする松阪牛生産地域で肥育された黒毛和種の未経産雌牛で、松阪牛個体識別管理システムに登録されたものをいいます。生後12ヶ月齢までに、全国各地から松阪牛生産区域にドナドナされてきた子牛たちが対象です。つまり、松阪牛の魅力の原点は、牛そのものの血筋ではなく、肥育(お肉として食べるために太らせること)にあるのです。

松阪牛の肥育が始まったのは、明治時代。まだ、肉を食べることそのものが忌避されていた時代に、食用のお肉のために牛を太らせるという考え方は画期的で革新的なものでした。長期間にわたり大切に育てられた牛は、他の地域の牛には真似できない旨みをもち、たちまち評判になりました。そして、山路徳三郎による『牛追い道中』によって、松阪牛のブランドを決定的なものになりました。

MOKU
MOKU
長くなるけど語らせてください!山路徳三郎による『牛追い道中』は、マーケティング的に凄すぎなのです!

明治5年のことです。松阪牛の販路を拡大するために、山路徳三郎は、三重県から東京まで、徒歩で牛を運ぶことを計画しました。売り物の牛が痩せないように、大切に世話をしながら、牛をぞろぞろ引き連れて歩いたのです。汽車も自動車もない時代です。牛を引き連れて、えっちらおっちら歩いている行列を見た人は、「なんだあれは!?」と思ってしまったことでしょう。この珍しい光景は「牛追い道中」と呼ばれ、人々の世間話にのぼるようになりました。

「お伊勢さんのところから、わざわざ牛を引き連れていくらしい」「一体どんな牛なんだ?」「都会の人が食べるらしい。どんな味がするのだろう?」

気になって仕方がなかったことでしょう。「都会の人が好むという、松坂の牛を、一度でいいから食べてみたい。」こうして築き上げられた松阪牛のブランドは、150年近く経っても、人々の中に残っているのですから、とてつもない影響を与えたことは間違いないです。 そして、これだけのハイブランドが確立されているということは、お値段も高く、自分ではなかなか食べることができない品物だということです。つまり、松阪牛はギフトでとても喜ばれるお肉なのです。

松阪牛霜降りステーキ肉

さて、ここでは松阪牛専門カタログギフトとして、老舗、松阪まるよしの『松阪牛ギフト券』をご紹介します。松坂牛カタログギフトは他にもあるのですが、松阪まるよしの『松阪牛ギフト券』は、掲載商品がすべて松坂牛であったので、確実に松阪牛を贈れるギフトという点がポイントです。

松阪まるよしは、ただの精肉店ではありません。松阪牛の生産(肥育)から食肉加工・卸、そして、レストラン経営まで幅広く事業を展開している松阪牛のスペシャリスト集団です。自社で、牛を育てることから口に入るところまで、一貫して品質管理を徹底しています。特に、レストラン経営はポイント高いと思います。 どうすれば目の前のお客様に美味しいと言ってもらえるか、常に追求し続けるわけですから、お肉に向き合う姿勢も一味違うものになります。

そんな最高の松阪牛が贈れるカタログギフトは、全部で5コース。5000円から2万円までご予算に合わせたものをお選びいただけます。どの価格帯を選んでも、すべての掲載商品が松阪牛なので、確実に松阪牛を贈り先様にお届けできます。

400年の歴史をもつ近江牛。松喜屋の近江牛選べるギフト『まいどおおきに便』

日本三大和牛をあげると、神戸牛・松阪牛に次いで、近江牛・米沢牛・前沢牛などが選ばれますが、この記事では三番手として、その歴史に敬意を払って、近江牛専門カタログギフトをご紹介します。

近江牛は、400年前、江戸時代から賞味されてきた圧倒的な歴史をもつ食用牛です。当時、滋賀県を治めていた彦根藩は、薬業の盛んな地域で、牛肉を養生薬「反本丸(へんぽんがん)」として販売していました。その味は、江戸の将軍家をも虜にするほどで、定期的に献上されていたようです。肉食が禁止されていた江戸時代に、幕府から唯一牛肉の生産を許されていたのが、近江の牛だったというわけです。

【参考】近江牛の歴史 - 近江牛を日本一の高級ブランド和牛に -近江肉牛協会

地元の食用肉としての歴史は長いものの、「近江牛」という地域ブランドが認められたのは2007年と新しく(商標登録 第5044958号)、まだまだ発展途上のブランドといえます。また、近江牛の生産地域は滋賀県全域と広いため、生産数が多いのが特徴です。その結果、松阪牛・神戸牛と比較すると、以下のような違いが見えてきました。

松阪牛 神戸牛 近江牛
年間出荷頭数 370頭 3000頭 7000頭
1万円カタログで選べるしゃぶしゃぶ肉の量 300g 350g 400g

※当サイトで紹介しているカタログ商品の参考値です。
【参考】よくあるご質問 - 松阪牛協議会
【参考】神戸ビーフとは - 神戸市
【参考】日本最古のブランド牛 近江牛 -滋賀県

近江牛も松阪牛も神戸牛も、元をたどれば但馬産の黒毛和種です。ルーツは同じ、見た目の違いはプロでも分からないほどだとか。そんな中、近江牛は「肉質はきめ細かく、脂は甘くて、口の中でとろけるほどおいしい」という評価を受けているほどの味です。美味しくて、しかも、他のブランド和牛に比べてリーズナブルなので、美味しいお肉をいっぱい楽しみたいという人は、近江牛がオススメなのです。

この記事では、近江牛専門カタログギフトとして、明治創業の老舗、松喜屋の選べるカタログギフト『まいどおおきに便』をご紹介します。松喜屋は、精肉卸だけでなく、商品開発やレストラン経営など、幅広く事業を展開しています。牧場と提携して、生産から加工・販売まで一元化して品質を高めており、オーナー自らが厳選した近江牛を【低温熟成】させて、最高のうま味を引き出しています。

税込5,500円から55,000円の全8コースと価格ラインナップが豊富で、どのカタログギフトを選んでも、すべての商品が近江牛グルメなので確実に近江牛の味を贈り先様にお届けすることができます。